火鍋にしだ
大分県別府にある火鍋専門店が、都町に2号店を作ることになり、内装を担当させていただきました。モルタルと木材が特徴的な店内で、仕切りのない広々とした空間になりました。テーブル席の座面の後ろには、特徴的な1枚板を。カウンターの感じと相まって、全体のトーンを統一しています。またこのお店の壁面は一見、普通のモルタルに見えますが、塗料を薄く入れることで、あえて塗りのムラを出しました。単調に見えるようで表情のある壁面は平坦にならないこのお店の雰囲気を作り出してます。また、柱や入り口付近のカウンターのテクスチャが他とは違う質感になっていて、オブジェを置いたような感じにも見えます。柱や壁がオブジェに変わるこのテクニックは佐官さんによるもの。内装と佐官さんとのコラボは面白いなぁ。と作りながら思ったお店です。火鍋は間違いなく美味しい。